なぜ「ふつうのごみ」に混ぜてはいけないのか

NITEは、リチウムイオン電池(LIB)を使った製品が、ごみ収集車の中で押しつぶされたり、処理施設で破砕されたりして発火する事故を注意喚起しています。LIB使用製品は押しつぶしたり破断したりすると発火し、火災につながるおそれがある、というのが公式の説明です。

項目NITEの記載
事故の例電動アシスト自転車のバッテリーが不燃ごみで出され、収集車内で押しつぶされて焼損。処理施設では、破砕処理後のモバイルバッテリー付近から出火
被害額ごみに混入したLIBの発火などによる被害は、2018〜2021年度の4年間でおよそ111億円(NITEがインターネット等から収集した情報による)
捨て方LIB使用製品は他のごみと混ぜず、分別方法を含め、自治体の指示に従う

A10サイクロンは、USB充電式の電動オナホです(RENDS商品ページ)。電池の種類は商品ページに書かれていないため、この記事では「リチウムイオン電池だ」とは断定しません。次の手順で、本体の表示や説明書で確かめてください。

手放す前の5つの確認

① 電池の種類を確認する

本体の表示や取扱説明書に、「リチウムイオン」「リチウムポリマー」「Li-ion」「Li-Po」といった表記があるかを見ます(NITE)。電池の種類が書かれていないときは、購入店またはメーカーに問い合わせます。

② 壊れていないかを見る

⚠️ こんなときは、使うのも充電するのも止める
  • 本体が膨らんでいる、ケースが浮いている・変形している
  • 使っていないのに熱い、においがする
  • 充電中に異常に熱くなる

この状態では、次の「使い切る」操作はしません。充電ケーブルを外し、燃えにくい場所に置いて、購入店かメーカーに連絡します。くわしくは保証・修理・故障時の対処法にまとめています。

③ 捨てる前に、修理や買い替えの相談ができないかを考える

動かない、充電できないといった不具合は、よくあるトラブル解決ガイドで自分で試せる対処があるかを確認できます。VORZE公式では、内蔵電池は保証の対象外とされています(保証についてはこちら)。

④ 壊れていなければ、電池を使い切る

NITEは、LIB使用製品について「出来るだけ電池を使い切ってから捨てる」よう案内しています。理由として、一般に、LIBは満充電状態よりも、放電しきった状態のほうが発火などのリスクが低くなると説明されています。

  • 充電せずに本体を動かして、止まるまで使うのが、一般的な使い切り方です(当サイトの意見。NITEは方法までは指定していません)
  • 使い切ったあとは、再び充電しない
  • 「保管・収納ガイド」にある長期保管の話は、使い続けるための保管の話です。手放すときは、この項目のとおり使い切ります

⑤ 自治体の指示を確認する

NITEは、LIB使用製品は他のごみと混ぜず、分別方法を含めて自治体の指示に従うよう案内しています。確認する場所と、聞き方の例です。

  • お住まいの自治体の「ごみ分別表」や、ごみ出しのスマホアプリ
  • 自治体の清掃・ごみ担当の窓口(電話)。品名は「充電式の小型家電」と伝えれば足ります
  • 小型家電の回収ボックスや拠点回収が、電池を内蔵した製品を受け付けているか(自治体によって違います)

分別の区分、出す曜日、出し方(袋・ラベルなど)は、自治体ごとに違います。ここでは区分を断定しません。

分解して電池を取り出すのはすすめない理由

手放し方を解説するサイトの中には、「電動部分と本体を分解して分けて捨てる」「切って捨てる」といった案内もあります。当サイトは、これをすすめません。

  • NITEは、LIB使用製品を押しつぶしたり、破断したりすると発火し、火災につながるおそれがあると注意しています
  • 今回確認したNITEの資料には、一般の人が製品を分解して電池を取り出す方法を案内する記述はありません
  • 電池が傷つくと、事故につながるおそれがあります。自分で分解した場合の安全は、保証されません

電池を取り出す必要があるかどうか、取り出さずに出せるかは、自治体の指示で決まります。自分の判断で分解する前に、自治体に確認してください。

本体・ホール・付属品の扱い

もの考え方確認先
本体(電池内蔵)ふつうのごみに混ぜない。電池を使い切ってから、自治体の指示で出す自治体、取扱説明書、購入店・メーカー
専用ホール(TPEなど)洗って、完全に乾かしてから出す。素材が違えば区分も変わるため、自治体の分別表で確認する自治体。ホールの手入れはTPEホールの素材・劣化・ケア
充電ケーブル・アダプター小型家電や雑貨などの区分は自治体で違う自治体
箱・説明書保証や修理の相談が終わるまでは残しておく—

ホールやローションなど、電池を含まないものの捨て方は、姉妹サイトのオナホール研究所の捨て方・隠し方ガイドも参考になります。

家族に知られたくないときの考え方

中身が分からないようにしたい、という気持ちは自然です。ただ、電池入りの製品は、見えないように「燃えるごみ」に紛れ込ませる出し方は避けます(上の事故の仕組みのため)。次の順で考えると、両立しやすくなります。

  1. 自治体の分別と出し方を確認する(ここは外さない)
  2. 決められた出し方の範囲で、中身が分かりにくい包み方にする(不透明な袋、無地の箱など)。自治体が指定する袋やラベルがあれば、それを使う
  3. 拠点回収(持ち込み型)がある自治体では、ごみ出しの日に家の前に置かずに済む方法もある
  4. 箱・説明書・保証書は、修理相談が終わってから処分する

よくある質問

Q. 電動オナホは燃えるごみで出してもいいですか?

自治体によって違います。NITEは、LIB使用製品を他のごみに混ぜず、分別方法を含めて自治体の指示に従うよう案内しています。

Q. 電池を取り出してから捨てたほうがいいですか?

電池を取り出すための分解はすすめません。出し方は自治体の指示で決まるので、先に自治体へ確認してください。

Q. 電池を使い切るには、どうすればいいですか?

NITEは「出来るだけ電池を使い切ってから捨てる」よう案内しています。壊れていない場合は、充電せずに動かして使い切る方法が一般的です。膨らみや破損があるときは、使い切ろうとせず、使用と充電を止めて購入店かメーカーに相談します。

Q. 小型家電の回収ボックスに入れてもいいですか?

自治体によって、対象品や、電池の扱いが違います。出す前に、回収ボックスの案内と、自治体の案内を確認してください。

Q. 捨てずに、買い替えたいときは?

手放す前に、A10サイクロンSA +PLUS 買い方ガイドで、購入前の確認事項と、ホールの選び方を確認できます。

確認した公式情報(確認日:2026年10月20日)

自治体の分別ルール、回収ボックスの設置状況、公的機関の案内は、変わることがあります。出す前に、必ず最新の案内を確認してください。